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第23回鍼灸師国家試験過去問題 その4

 

121 次の文で示す症例で最も疑うべき障害部位はどれか。
「68 歳の女性。主訴は左殿部の痛み。ローゼル・ネラトン線を指標とした検査で左側に異常を認めた。ニュートンテスト陰性。」

 

1. 股関節
2. 恥骨結合
3. 仙腸関節
4. 腰椎椎間関節

 

 

 

 

 

 

1

 

 

122 シェーグレン症候群のドライマウスに対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。

 

1. 翳風と下関
2. 陽白と瞳子?
3. 頷厭と率谷
4. 完骨と天柱

 

 

 

 

 

 

1

 

 

123 次の文で示す症例について、障害部位と経脈流注を考慮して行う治療穴で適切なのはどれか。
「35 歳の女性。左側の第 1 指から第 3 指の指腹にしびれを感じる。患者の両手背を合わせ手関節の掌屈を強制させると、数秒後に手指のしびれが増強した。」

 

1. 通 里
2. ? 門
3. 会 宗
4. 温 溜

 

 

 

 

 

 

2

 

 

124 絞扼性神経障害について罹患神経と筋の組合せで正しいのはどれか。

 

1. 腕神経叢 ―――― 肩甲挙筋
2. 正中神経 ―――― 円回内筋
3. 橈骨神経 ―――― 長掌筋
4. 尺骨神経 ―――― 母指対立筋

 

 

 

 

 

 

2

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125 次の文で示す患者への初期対応で適切でないのはどれか。
「86 歳の女性。8 月の日中に開かれたゲートボール大会でめまい感、悪心、軽い頭痛を訴えた。発汗量は少ない。バイタルサインに異常は認めない。」

 

1. 木陰に寝かせる。
2. 鼠径部に氷のうを当てる。
3. 自動体外式除細動器(AED)を使う。
4. スポーツドリンクを飲ませる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

126 次の文で示す症例について、施術対象となる椎間関節部位で最も適切なのはどれか。
「19 歳の男性。体操競技選手。体幹のひねり動作時に腰部に違和感を訴え、近医にて分離すべり症と診断された。母趾の背屈力が弱い。」

 

1. L2−L3 間
2. L3−L4 間
3. L4−L5 間
4. L5−S1 間

 

 

 

 

 

 

4

 

 

127 次の文で示す症例に対する鍼施術で治療対象となる筋はどれか。
「17 歳の女子。陸上部の長距離選手。練習開始時、脛骨内側縁の中 1/3 と下 1/3 の境界付近に軽い痛みを覚えるようになったが、日常生活に支障はない。エックス線像に異常は認めない。」

 

1. 長母指伸筋
2. 前脛骨筋
3. ヒラメ筋
4. 長腓骨筋

 

 

 

 

 

 

3

 

 

128 消穀善飢を伴う消渇病の食事療法について、最も摂取を控えなければならない味はどれか。

 

1. 酸 味
2. 苦 味
3. 甘 味
4. 辛 味

 

 

 

 

 

3

 

 

次の文で示す症例について、129、130 の問いに答えよ。
「51 歳の女性。主訴は股関節の痛み。痛みのため台所の立ち仕事が長く続けられない。近医にて変形性股関節症と診断された。」

 

 

129 パトリックテストの操作として適切なのはどれか。

 

1. 右の股関節を 90 度屈曲位に保ったまま膝だけを伸展させる。
2. 右膝を胸に近づけるように股関節と膝を深く曲げる。
3. 右足を左膝の上に乗せ股関節を開排させた後、右膝の内側を下方に押す。
4. 右足を左膝の外側にもっていき右膝の外側を健側方向に押す。

 

 

 

 

 

 

3

 

 

130 この患者に勧める運動指導で最も適切なのはどれか。

 

1. 散 歩
2. 水中歩行
3. ラジオ体操
4. スクワット

 

 

 

 

 

 

2

 

 

131 次の文で示す患者の患側に対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。
「48 歳の女性。右側の立脚相で明らかな左骨盤の沈下を認める。」

 

1. 肓門と腰眼
2. 次?と膀胱兪
3. 維道と足五里
4. 居?と環跳

 

 

 

 

 

 

4

 

 

132 湿熱式ホットパックの用法について正しいのはどれか。

 

1. 80℃のお湯で加温したものを用いる。
2. 患部との間に 2,3 枚のバスタオルを挟む。
3. 全体をビニールで包みタオルにのせる。
4. 治療時間は 5 分を目安とする。

 

 

 

1

 

 

次の文で示す病証について133、134 の問いに答えよ。
「38 歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」

 

133 最も現れやすい所見はどれか。

 

1. 心下痞鞭
2. 視力減退
3. 梅核気
4. 緩 脈

 

 

 

 

 

 

3

 

 

134 本患者が次の文で示す経過をたどった。現在の病証はどれか。
「怒りの程度が徐々に激しくなり、自分で制御できなくなっていたが、その後、一旦治まり、それとともに目のかすみや手足のほてり、腰痛を自覚するようになった。現在はそれらの症状とともに軽い怒りと頭部の脹痛を覚えるようになった。」

 

1. 肝血虚
2. 肝腎陰虚
3. 肝火上炎
4. 肝陽上亢

 

 

 

 

 

 

4

 

 

次の文で示す症例について、135、136 の問いに答えよ。
「35 歳の女性。左側の首の付け根付近のこり感が強い。大杼から上方に引いた線が僧帽筋上部線維の前縁を超えたところの陥凹部に顕著な圧痛・硬結を認めた。頚部の右側屈で左頸部外側から肩甲骨上角にかけて伸張痛がある。上肢症状はない。」

 

 

135 罹患筋として最も適切なのはどれか。

 

1. 肩甲挙筋
2. 頭半棘筋
3. 中斜角筋
4. 小菱形筋

 

 

 

 

 

 

1

 

 

136 本症例に低周波鍼通電療法を行う場合、陥凹部の圧痛・硬結部と組合せる刺鍼点として最も適切なのはどれか。

 

1. 風 池
2. 肩 井
3. 曲 垣
4. 肩外兪

 

 

 

 

 

 

 

 

4

 

 

次の文で示す症例について137、138 の問いに答えよ。
「65 歳の男性。1 か月前から右足の冷えと歩行中の痛みが出るようになった。休むと痛みが軽減し、再び歩くことができる。ただし、前屈み姿勢により痛みは変化しなかった。痛みの部位はふくらはぎと足底。動脈の触診では膝窩動脈の拍動を確認できたが、右側下腿の動脈拍動は減弱。」

 

137 歩行中の痛みを起こす原因はどれか。

 

1. L5 神経根の刺激
2. 筋肉の虚血
3. 末梢神経の炎症
4. 筋肉の内圧上昇

 

 

 

 

 

 

2

 

 

138 拍動の減弱を呈する動脈に向けた刺鍼で、足の冷えと痛みを治療するのに適切な経穴はどれか。

 

1. 衝 門
2. 委 中
3. 太 渓
4. 太 衝

 

 

 

 

 

 

 

3

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次の文で示す患者について、139、140 の問いに答えよ。
「57 歳の女性。閉経は 54 歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」

 

 

139 患者のホルモン検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。

 

1. エストラジオール
2. ゴナドトロピン
3. バソプレシン
4. プロスタグランジン F2a

 

 

 

 

 

 

2

 

 

140 患者の病証への治療方針で適切なのはどれか。

 

1. 心血を補う
2. 肝陽を抑える
3. 腎陰を補う
4. ?血を除く

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

141 毫鍼について誤っているのはどれか。

 

1. 鍼体長は鍼根から鍼尖までをいう。
2. 3 番鍼は 20 号鍼である。
3. 1 寸 3 分の鍼体長は 50mm である。
4. 鍼尖の形状に松葉型がある。

 

 

 

 

 

 

3

 

 

142 押手の周囲圧の目的はどれか。

 

1. 鍼体を保持する。
2. 刺鍼部の皮膚を圧迫する。
3. 押手がずれないようにする。
4. 筋肉の緊張状態をはかる。

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

143 刺入した鍼の角度を変える手技はどれか。

 

1. 乱鍼術
2. 鍼尖転移術
3. 副刺激術
4. 刺鍼転向術

 

 

 

 

 

 

4

 

 

144 機械刺激と温熱刺激を同時に与えることができるのはどれか。

 

1. 吸角療法
2. 灸頭鍼法
3. 鍼通電療法
4. 皮内鍼法

 

 

 

 

 

 

2

 

 

145 鍼治療の絶対禁忌はどれか。

 

1. 血友病
2. 慢性閉塞性肺疾患
3. 三叉神経痛
4. 慢性胃炎

 

 

 

 

 

 

1

 

 

146 有害事象と予防・処置の組合せで正しいのはどれか。

 

1. 刺鍼後の違和感 ―――― 副刺激術
2. 抜鍼困難 ――――――― 返し鍼
3. 気 胸 ―――――――― 丹念な揉捏
4. 鍼の抜き忘れ ――――― 鍼管数と抜鍼数の照合

 

 

 

 

 

 

4

 

 

147 鍼施術における感染症対策として最も有効なのはどれか。

 

1. エアータオル
2. クリーン・ニードル・テクニック
3. ベースン法
4. 逆性石けんを用いた手洗い

 

 

 

 

 

 

2

 

 

148 刺鍼した際の重だるいひびき感覚を伝える主な神経線維はどれか。

 

1. T群
2. U群
3. V群
4. W群

 

 

 

 

 

 

4

 

 

149 右腓腹筋の緊張が亢進しているとき、右承山に刺鍼したところ筋緊張が軽減した。関与したと考えられるのはどれか。

 

1. 相反抑制
2. 屈曲反射
3. 自原抑制
4. 伸張反射

 

 

 

 

 

 

3

 

 

150 鍼鎮痛の発現に関与する物質はどれか。

 

1. セロトニン
2. アセチルコリン
3. メラトニン
4. トロポミオシン

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

151 良質艾の特徴で正しいのはどれか。

 

1. 芳香が少ない。
2. 淡黄白色である。
3. 燃焼時の最高温度が高い。
4. 繊維が粗い。

 

 

 

 

 

 

 

2

 

 

152 中指頭大の艾?をすえた後に吸い出し膏を貼る灸法はどれか。

 

1. 打膿灸
2. 焦灼灸
3. 透熱灸
4. 薬 灸

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

153 湿性温灸はどれか。

 

1. 知熱灸
2. 棒 灸
3. ショウガ灸
4. 温筒灸

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

154 有痕灸を避けるべき経穴はどれか。

 

1. 陰 都
2. 迎 香
3. 侠 渓
4. 前 頂

 

 

 

 

 

 

 

2

 

 

155 施灸部の化膿を防止する対策として最も適切なのはどれか。

 

1. 壮数を重ねる際にずらして施灸する。
2. 艾?の底面積を広くする。
3. 施灸部に生じた水庖の排液を行う。
4. 施灸部の消毒を行う。

 

 

 

 

 

 

 

4

 

 

156 施灸により蛋白質の変性が起き始める温度はどれか。

 

1. 45℃
2. 60℃
3. 75℃
4. 100℃

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

157 施灸により局所の鎮痛に作用するのはどれか。

 

1. 交感神経活動の亢進
2. ストレス蛋白質の産生
3. 皮膚血流の増加
4. 筋収縮

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

次の文について158、158の問いに答えよ。
「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」

 

158 目的とした治療的作用はどれか。

 

1. 防衛作用
2. 矯正作用
3. 鎮静作用
4. 誘導作用

 

 

 

 

 

 

 

4

 

159 施灸部に生じた膨隆に関与するのはどれか。

 

1. エンケファリン
2. 伸展受容器
3. サブスタンスP
4. 高閾値機械受容器

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

160 透熱灸により好中球の遊走性を最も高めるのはどれか。

 

1. ロイコトリエンB4
2. ブラジキニン
3. プロスタグランジンE2
4. ヒスタミン

 

 

 

 

 

 

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